【危険物取扱者】爆発とはどのような現象?粉じん爆発の対策には何をすればいい?

危険物取扱者

こんにちは!テツです!

皆さんは「爆発」がどのような現象か説明できますか?

この記事では、爆発とは何なのか、そして粉じん爆発とその対策について解説したいと思います。

この記事で分かること

  • 爆発について
  • 爆発の種類
  • 粉じん爆発の対策
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爆発 とは

爆発とは、急激なエネルギーの解放による圧力上昇とそれに起因する爆発音を伴う現象です。

爆発には、主に以下のようなものがあります。

粉じん爆発

可燃性蒸気の爆発

気体の爆発

火薬の爆発

① 粉じん爆発

可燃性物質が粉体となって浮遊して一定量に達すると、着火源の存在により粉じん爆発を起こします。

粉じん爆発は可燃性蒸気の爆発と同様に、その濃度に燃焼範囲(爆発範囲)があります。

粉じんの粒が細かいほど、爆発を起こしやすくなります。

粉じん爆発の対策

粉じん爆発の恐れがある時、以下のような対策を講じる必要があります。

  1. 火気を避ける。
  2. 換気を行い、その濃度を爆発範囲未満にする。
  3. 粉じんを扱う装置には不燃性ガスを封入する。
  4. 静電気の蓄積させない。
  5. 電気設備は防爆構造とする。

 

② 可燃性蒸気の爆発

爆発範囲にある可燃性液体の蒸気が密閉状態のところで着火すれば、急激な体積膨張による圧力上昇で爆発を起こします。

 

③ 気体の爆発

可燃性気体の燃焼速度は可燃性蒸気の燃焼速度よりも速いので、さらに危険です。

水素やアセチレンは燃焼から爆発に至る時間が短いです。

 

④ 火薬の爆発

第1類危険物は、分子内に酸素を含有していますが、それ自体は不燃性です。しかし、可燃物と混合することにより爆発する危険性が大きくなります。

第5類危険物は、分子内に酸素を含有しており、それ自体が可燃性で、自己反応性物質と呼ばれています。そのため、衝撃などにより爆発する危険性が大きくなります。

 

まとめ

これらの内容をまとめると以下のようになります。

  • 爆発とは、急激なエネルギーの解放による圧力上昇とそれに起因する爆発音を伴う現象
  • 粉じん爆発は可燃性物質が粉体となって浮遊し、一定量に達すると着火源の存在により爆発する現象
  • 粉じん爆発の対策として、換気を行う、不燃性ガスを封入する、防爆構造にするなどの対策を講じる必要がある

 

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  2. 間違った問題を解答やテキストを見て、理解する。(間違った問題や解答時に迷った問題は印をつけておく)
  3. 再度間違った問題を解きなおす。

この流れをひたすら繰り返し、問題集で解けない問題がない状態にしていきます。

分からなかった問題はノートなどにまとめて、寝る前などの隙間時間に読み返すだけでも記憶に定着させることができると思います。

危険物甲種の合格を目指して頑張ってください。

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