【体験談】コロナ禍の就職活動を終えての感想 22卒、23卒に大学生に向けて

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こんにちは!テツです!

私は現在大学院に通っている21年卒の理系大学院生です。

私は2021年に修士課程を修了し、4月から社会人として働く予定です。

 

そのため、就職活動をしており、6月に就職活動を終えました。

この記事では「コロナ禍においての就職活動がどのようなものであったか」を就職活動を始めた昨年の6月頃から就職活動を終えた今年の6月までの私の就職活動の記録をお伝えしたいと思います。

 

22卒、23卒の人はコロナウイルスによる生活様式の変化に伴い、これからの就職活動がどうなるのか不安に思っている方がいると思うので、これから就活をがんばる就活生の少しでも役に立てるようなことを発信できたらと思います。

それでは昨年の6月頃から遡って綴っていきます。

※コロナ禍の就職活動についてみたい方は2020年3月以降からご覧ください。

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2019年6月~7月

6月から各企業の夏のインターンシップの選考が始まります。

エントリーシート(ES)の提出、SPIの受験、面接を受けたという方もいるのではないでしょうか。

 

私は6月中旬くらいからESを書き始め、就職活動を開始しました。

私はこの時、まだ志望業界なども決めていなかったので、なんとなく興味がある企業にESを提出していました。

業界は決めていませんでしたが、この時から職種は技術系と決めていました。

 

この時期に志望業界が定まっている人はあまり多くないと思います。そのため、

焦らず幅広く業界を見る

「この業界はないだろう」と思ったところもいろいろと調べていくうちに面白いと思えるかもしれません。

 

エントリーシート

ESについてですが、「自己PR」、「インターンシップの志望動機」、「学生時代頑張ったこと」、「長所」、「短所」など、自己分析や企業研究を一生懸命していたのを思い出します。

 

ESを書くにあたって、1番やった方がいいことは

自分で書いたESを誰かに添削してもらうこと

就職活動を終えた先輩や大学の就職活動を支援する場所に行き、ESを訂正をしてもらい、意見を貰うことはとても大事なことです。

文章力に自信があるという方も1度は誰かに見せてほしいです。

そこで何も言われず、満点だったのならもう何も言いません。

文章力が人並みである自覚があるのならば、誰かに必ず見せましょう。

 

私は研究室の先輩にESを見せて、いろいろと意見を貰いました。

言い回しやおかしいところなどは自分だと気づかないものです。

知り合いに見せるのが嫌であれば、各大学に就職活動を支援する場所があると思うので、そこに相談してみてください。

担当の方がいるので、一人ずつ対応してくれるはずです。

 

「自己PR」「長所」などを人に見られるのは恥ずかしいと感じる人が多いと思いますが、それを抑えて見せてください。

実際に、私も初めて見せる時はかなり恥ずかしかったです・・・

しかし、自分でやるよりも誰かを頼った方が絶対にいいものができると思ったのでそうしました。

自分一人でESを作り上げるより、必ず良いESができあがるはずです。

 

SPIなどのテスト

次に、SPIなどのテストについてです。

私がSPIを初めて受けたのは10月頃だったのですが、研究室に過去の先輩たちが使っていた参考書があったので、この時期から少しずつ勉強を始めていました。

形式が決まっているので、やり方さえ覚えれば絶対にできるようになります。

 

私は土日に少しずつ勉強をしていました。

努力次第で良い結果を残すことができるので、慌てて勉強することがないようにしましょう。

理系の生徒は非言語のテストに苦手意識を感じる人は少ないかもしれませんが、文系の方は非言語が苦手という方が多いと思います。

文系の学部に通っている友達が難しいと言っているのをよく耳にしました。

高校時代に数学が苦手だった人は非言語を苦手と感じると思うので、なるべく早い時期から対策を始めるべきです。

勉強すればできるようになるので、早い段階から勉強を始める

 

インターンシップの面接

次に、インターンシップの面接についてです。

 

私は7月中旬ごろに東京まで面接を受けに行きました。

ESが通過し、「面接にお越しください」というメールが来た時は純粋に嬉しかったですね。

しかし、私はこれまでにアルバイトの形式上の面接(誰でも受かる面接でした)を受けただけで、今回のような面接は初めてだったので、研究室の先輩に面接の練習をしてもらいました。

やはりESと同じで、誰かを頼ること大事だと思いました。

それが無理ならば、インターネットの記事やYouTubeを見て、面接での振る舞いやどのような質問が聞かれるかということはチェックしておいた方がいいです。

  • 誰かに面接練習をしてもらう
  • インターネットやYouTubeで勉強する

面接前日には、部屋の入退場の仕方や想定した質問に対する答えを声に出して練習しました。

 

以上が、私の6月~7月の就職活動の動きですが、研究活動と就職活動を両立しないといけなかったので、結構きつかったです・・・

8月初旬に研究発表があり、その準備にも追われていたので、なかなかタフな月になりました。

 

2019年8月

8月は活発に就職活動をしていませんでした。

企業研究などはしてはいましたが、6月~7月ほど力を入れてやってはいませんでした。

8月の一番大きな出来事は7月に受けた面接が合格して、9月にインターンシップの参加が決定したことです。

そのインターンシップの期間は約2週間だったので、その時期は大学に来て研究ができないということで、研究活動に力を入れていました。

 

2019年9月

2週間のインターンシップに参加しました。

ほぼ1か月の半分ということで、気合を入れていきました。

参加したインターンシップは技術系のインターンシップです。

実習形式だったので、実際に働いている社員の方々と同じように2週間働きました。

 

社員の方々と肩を並べて、大学生の身でありながら体験できるのは大変貴重な経験になりました。

理系の人で技術系の職種に就きたいと考えている人は長期のインターンシップはぜひ参加してほしいです。

もちろん1DAYの短いインターンシップに参加することは大事ですが、その企業についてより深く知ることができるのは長期のインターンシップです。

技術職は1週間ほどのインターンシップを募集している企業があると思うので、ぜひ参加を検討してみてください。

誰もが望んで参加できるものではありませんが、いろいろな発見があるので頑張ってくださいね。

 

まぁ、2週間の実習を体験して、この企業は微妙だなと思ったのですが・・・

最終的にこの企業に応募はしませんでした。

それについては別の記事でいつか書きたいと思います。

自分に合わなかったということが分かっただけでも十分な収穫です。

長期のインターンに積極的に応募し、参加しよう

 

2019年10月~12月

この時期は2回ほど、1DAYのインターンシップ(企業説明会)に参加しました。

 

1DAYのインターンシップのいいところは長期インターンと違って時間が取られないことです。

長期インターンほど企業のことを深く知ることはできませんが、人事の方や技術系の方との座談会を通して、ある程度雰囲気を感じ取ることはできます。

まぁ、感じ取ったものがどの程度合っているのかは1日という短い時間なので、確実なものではありませんが・・・

 

その他にも1月以降のインターンシップ参加に向けて、何社かESを提出しました。

また、SPIもこの時期に初めて受験しました。

初めて受けるのはやはり緊張しましたが、その結果を使って、1DAYのインターンシップに参加できたので、悪い結果ではなかったようです。

この3ヶ月は他の就活生と比べると、あまり活発に動いていなかったかもしれません。

  • 9月に2週間インターンシップに参加し、研究が遅れ気味だったこと
  • 1月以降は就職活動に力を入れると決めていたこと
  • 12月中旬に研究発表があったこと

があったので研究活動に力を入れました。

 

2020年1月~2月

1月からは事前に決めていた通り、研究活動の頻度を落としました。

7:3ぐらいの割合で就職活動に力を入れました。

 

10月~12月に提出したESが通り、1DAYや2,3日のインターンシップに参加するために関西や関東に足を運びました。

就職活動のためとはいえ、私は旅行するのが好きなので、いろいろな場所に足を運べるのは結構楽しかったです。

2月頃からは早期選考が始まり、ESの提出が始まり、早い人だと面接を受けている人もいましたね。

面接を受けている人の存在を知るとちょっと焦りました。

 

就職活動は人と比べてしまうことがありますが、気にしすぎるのは良くありません。

 

「コロナ」が猛威を振るいだしたのはこの時期からですね・・・

 

2021年3月~6月

3月になり、就職活動が解禁されましたが、「コロナ」のせいで本来とは全く違う就職活動になりました。

説明会

説明会は対面で開催されることはほぼなかったです。

 

3月中旬ぐらいまでは一部企業で開催されていましたが、下旬になるとどこも対面での説明会は開かれなくなりました。

 

私は対面での説明会は1度も参加せずに就職活動を終えました。

対面での説明会がなかったので、Web説明会や録画したものを見てくださいという形でした。

個人的には対面形式での面接がなくなったのはメリットしか感じませんでした。

なぜなら、私は九州に在住しており、説明会が開かれる東京や大阪までの交通費がかかるためです。

Webだと自宅で受けることができるので大変助かりました。

ぶっちゃけ、説明会に関してはWebで十分だと思います。

実際に説明会で人事の方から説明やお話などをしてもせいぜい2時間ぐらいでしょう。

その短い時間で企業の中身まで分かるわけがないので、それならばWebで十分だと感じました。

 

エントリーシート

ESに関してはインターンシップの時にいろいろな項目を書いていたので、ほとんど内容を考えることがありませんでした。

唯一考えるのは志望動機についてですね。

なぜここで働きたいかを書かなければなりません。

他の企業と差別化するのはかなり大変でした。

志望度が低い企業においては全く差別化できていない内容のまま提出していました。

それで通ることもありました(笑)

 

6月~7月のエントリーシートの欄でも書きましたが、誰かにESを見せるようにしてください。

自分で書いたESを誰かに添削してもらうこと

 

SPIなどのテスト

SPIを3月上旬ごろにテストセンターに受験に行きましたが、4月以降はテストセンターは封鎖され、自宅のWeb上で受ける形に変わりました。

これに関しても、私はテストセンターで受ける意味を感じなかったので、自宅で受けることができてよかったと思います。

テストセンターの場所は電車ですぐに着くような場所にありましたが、自宅で受験可能ならば、その方が移動に時間を使われることもないからです。

 

面接

面接活動もコロナの影響により、3月下旬以降は対面形式は中止され、Web面接やコロナが落ち着くまで様子を見るために面接の日程が延期ということになりました。

まず、日程が延期になったことについてですが、コロナが落ち着くのを待つという選択をする企業がありました。

 

私は3月下旬に東京で対面形式で1次面接予定がありましたが、延期になり、GW明けにWebで1次面接を受けた企業があります。

1次面接が決まってから、2ヶ月弱待ちました。

企業からすれば、対面にこだわったから待ったけど、コロナは落ち着かなかったので仕方なくWeb面接に切り替えた形ですね。

これに関しては仕方ないですね。

企業の方もできれば対面形式でやりたいと思ったのでしょう。

 

しかし、2ヶ月弱も待たされるとその企業に対する関心が薄れてしまいます。

せめて4月中には区切りをつけて、なるべく早くWeb面接してほしかったです。

関心が薄れたということはそこまで志望度が高くなかったとも言えますが・・・

 

Web面接

私は3月に2社対面で面接をしましたが、それ以外の企業は全てWeb面接となりました。

 

私が内定を決めた企業は全てWeb面接で選考が進みました。

そのため、内定先の方々と1度も直接会っていません。

なんか不思議な感じです。

 

まずはデメリットを書きたいと思います。

Web面接を実際に受けてみて1番感じたことは自分の想いや考えが相手に伝わっているのか分かりづらいことです。

直接会うのとWebでの画面越しでは気持ちの伝わり方が違うと感じました。

実際、自分自身も企業の方も感じ方や受け取り方などが違うと思います。

 

また、面接をするためにネット環境が必要なのは自宅にネット環境がない人は面倒くさいと感じると思います。

ネット環境があってもWi-fiが弱く、接続が切れるということがあっては大変です・・・

私は面接中、接続が悪くて、接続が切れたことがあります。

さすがにあの時は焦りました・・・

その企業はその面接後に落とされたのですが、さすがに接続が切れたことが理由ではないとは思いますが・・・まさか・・・

 

ネット環境は安定したところを選びましょうね。

その後の面接でも接続が切れないか少し心配になりながら面接を受けていました。

 

ここまではデメリットを書きましたが、もちろんメリットもあります。

Web面接のメリットは

地方の学生が選考に応募しやすいことです。

東京や大阪の学生はこのメリットを感じることは少ないと思いますが、地方の学生からすると自宅で受けられるのは大きなメリットです。

 

本来ならば、ES通過後、面接にお越しくださいというメールが来てから、航空券などを予約するので、直前に予約することになり、航空券は本当に高いです。

そして、1社面接に行くだけで、面接の時間に寄りますが、前泊や後泊をしなければならないので、ホテル代もかかります。

また、移動時間で2時間以上取られることにより自分の時間を確保しずらくなります。

そのため、Web面接にはメリットもあったなと感じます。

~メリット~

  • 地方の学生が応募しやすい
  • 交通費、ホテル代がかからない
  • 移動時間がいらない

 

~デメリット~

  • 相手へ想いが通じているか分からない
  • 企業の雰囲気が掴みずらい
  • 安定したネット環境が必要

他にもあったら、思い出した時に追記しておきます。

※Web面接についてメリットやデメリットを挙げましたが、より詳細に以下の記事で書いています。

 

今後のWeb面接について

面接は1次、2次、最終と行われる企業が多いので、この選考フローでWeb面接を行うべきか、対面形式で行うべきか私の考えを言います。

1次面接はどの企業もWeb面接でいい

1次面接ではESの内容に沿ったことを聞かれることが多く、あまり深堀をされなかったためです。

東京や大阪に住んでいる学生も交通費などはあまりかかりませんが、移動時間は少なからず取られるので、その時間を少しでも面接対策に充てられると思うからです。

 

2次面接は企業によってはWebでもいい

このように曖昧な答えにしたのは技術系において、2次面接は技術面接となることが多いためです。

通常の面接内容に加えて、自分の研究内容も発表するのですが、技術面接に関してはWeb面接はやりにくいと感じました。

Web面接だと研究概要を事前に企業に送り、企業はそれを見ながら私が話す研究内容を聞くと思うのですが、これに関してはそこまで苦になりませんでした。

相手がどのような反応を示すか見ながら、自分自身の研究内容を話すだけですからね。

 

しかし、その後の相手側からの質問の受け答えが少し大変に感じました。

対面での発表だと図を使い、直接動きを交えて、受け答えすることができますが、Web面接ではそれができないためです。

私は口で説明するだけの技術面接しか受けませんでしたが、私の友人に事前にパワーポイントで作成したスライドを画面共有して、相手に説明した子がいます。

この時に困ったと言っていたのは画面が表示されたスライドだけになってしまい相手の顔が全く見えなかったことです。

その状態のまま発表をし続けたため、相手の反応が全く分からないまま発表をし続けたそうです。

発表時間は10分ぐらいと言っていたので、その時間は相手の顔が見えない状態で、自分が一方的に話し続ける・・・

これはさすがにきつすぎませんか?

以上のことから2次面接は対面の方がいいのかなと感じました。

技術面接でない場合も2次面接でESの内容について深堀があると思うので、そういう面でも対面の方が企業側も学生の反応をより詳しく見ることができるので対面形式がいいと思います。

 

最終面接は対面形式がいい

私のようにWeb面接だけで内定先が決まった方は多いと思います。

これって要するに、上にも書いていますが、企業の方と直接会ったことがないまま、これから働く企業が決まったってことです。

これから何十年も在籍することになるかもしれない場所に誰とも会わないまま内定が決まるのはさすがに不安です。

私はすでに内定を決めていますが、たまに本当にこれでよかったのかなと思うことがあります。

 

1次、2次、最終面接は以下のような形式で行われるのが私の理想です。

  • 1次面接はWeb
  • 2次面接はWeb、対面のどちらでも可
  • 最終面接は対面

 

Web上のグループ面接

私は1次面接で1度だけ体験しました。

これに関しては、Web上の個人面接と差はただ私の話を聞いている人が増えているだけで、誰かの話を聞く時間が増えるだけでした。

もし、対面形式だったら、そのあと学生同士で交流ができたのになとは考えましたが・・・

 

まとめ

2019年6月から就職活動終了までの2020年6月までの私の就職活動の記録を書きましたが、就職をする予定の方の少しでも参考になることがあれば嬉しいです。

就職することが全てではありませんが、そうすると決めたのならば頑張ってくださいね。

就職活動を始めるのはなるべく早い方がいいので、早め早めに動いて、自分の納得のいく就職先を決めてください。

ではでは

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