こんにちは!テツです!
マジックが好きという方なら「サーストンの3原則」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
この言葉はマジックが好きなら内容まで知っている有名な用語です。
私はマジックが特別好きというわけではありませんが、名探偵コナンのエピソードでこのワードが出てきたことがあり、このワードを知っています。
名探偵コナンの61巻に収録されているエピソードでこのワードが出てきます。
この記事では「サーストンの3原則」とはどのような原則であるかを紹介しています。
この記事で分かること
- サーストンの3原則について
サーストンの3原則とは
サーストンの3原則とは20世紀前半に活躍したアメリカを代表するマジシャンであるハワード・サーストン(Howard Thurston)の名から名付けられた原則です。
ちなみに、名付けたのは本人ではなく、諸説あります。
内容
1.マジックを演じる前に、これから起こる現象を説明してはならない。
これから起こる現象を先に説明してしまうと意外性がなくなってしまいますからね。
観客はこれから何が起きるのかというワクワクを楽しみにしているのに、これをしてしまってはショーの意味がなくなってしまいます。
2.同じマジックを2度繰り返してはならない。
観客は1度目のマジックではこれから何が起きるのかということに目が向き、見破られることは少ないです。
しかし、2度目のマジックではこれから何が起こるか分かった上で見るため、観客に見破られる可能性が高まってしまいます。
3.種明かしをしてはならない。
マジックをした際に、「どうやったの?」や「やり方を教えて!」とほぼ必ず聞かれると思います。
しかし、その問いに正直に答えてしまうと、大抵の場合、簡単だったことが分かり、途端に興味がなくなってしまうというのは良くある話です。
そのため、種明かしは観客の興味を惹き続けるためには必ずしてはいけませんね。
例外として、友人同士でワイワイと楽しむ時などは、逆に教えないと盛り上がらない場面もあると思うので、時と場合によると言えそうですが・・・
プロを目指すわけではないのなら、やはり考え方次第ではありますね。
まとめ
この3つの原則がサーストンの3原則です。
とても基本的なことですが、とても大事なことですね。
マジシャン自身のためにも、観客のためにもマジシャンを志すならば、ぜひとも心に留めておいてほしいですね。
ちなみに、怪盗キッドはサーストンの3原則に反し、タブーを犯してでも奇術を成功させることができれば、最高の奇術となるということを言っていましたね。
「考え方によっては確かにそうかも」と納得しちゃいました(笑)
ではでは
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