こんにちは!テツです!
皆さんは生きている中で様々な変化を経験すると思います。
皆さんは変化が起きた時、どのような行動を取っていますか?
- 変化にすぐに対応し行動する
- 十分に考え、行動する
- そのまま放っておき、行動しない
- 十分に考え、行動しない
など人は様々な方法を取ることができます。
変化に対して人間は何かしらの対応をしないといけません。
どれが正解かは分かりませんが、何かの選択を迫られます。
そんな時に役に立つのが今回紹介する「チーズはどこへ消えた?」です。
これは変化が訪れた時にどうするべきかの指針となる本です。
何か変化が起きた際にぜひ参考にしてほしいです。
チーズはどこへ消えた? とは
この本は1998年にアメリカの心理学者であるスペンサー・ジョンソンが著した本です。
2000年に扶桑社から訳書が出版されました。
この作品は96ページほどの長さで1時間弱で読むことができます。
スペンサー・ジョンソンが著した本として、「迷路の外には何がある?」や「頂きはどこにある?」なども出版されています。
心に残った言葉・セリフ
「チーズはどこへ消えた」において心に残った言葉をまとめています。
いくつも心に残った言葉がありましたが、ここでは3つ厳選して紹介します。
変化とは、何かを失うことだと思っていたのが、何かを得ることなのだ
ー マイケル
「ある集まり シカゴで」の章で出てくる言葉です。
変化することによって、何かを失うことにはなります。しかし、失う代わりに得られるものがあります。
変化が起こるのを予想し、変化を求めるのだ。いつ変化が起きるかは本能的に感じ取り、それに適応する準備をするのだ。
ー ホー
どう変化するかをしっかりと見極めることが大事だと思います。
もし変化が起きてもそれが大した変化でなければ、行動する方が悪手の場合もあります。
人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ。自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりずっとひどいのだ。
ー ホー
確かに変化を恐れ、今後起こるかもしれないことを想像してもそれよりもひどかったことは記憶にありません。
意外とやってみると恐怖はあまり感じないこともあります。
感想
私がこの本を読んでみたきっかけは有名な本だからという単純な理由です(笑)
しかし、読んでみると多くのことを考えさせられました。
人間は生きていると様々な変化を経験します。
大なり小なり変化があると思いますが、人生を揺るがすような変化に見舞われた時にあなたはどういう行動を取りますか?
そんな問いをこの1冊を通して考えることができました。
皆さんは彼らのどれに当てはまりますか?
- ネズミのスニッフ
常に変化に気を配り、変化が起きた際にすぐに行動に移す。
- ネズミのスカリー
変化に対して、誰よりも早く行動する。
- 小人のヘム
変化を恐れ、変化を認めず、行動しない。
- 小人のホー
変化を恐れつつも、変わる努力をし、変化に対応する。
私は小人のホーに一番近いです。
変化が起きた際、変化を恐れる節があり、ネズミたちのようにすぐに行動することができないと思うからです。
しかし、ヘムのように最後まで行動しないことはないので、ホーが一番近いと思いました。
この本を読む限りだと、ヘムの行動は悪手だと映るかもしれません。
しかし、変化の大きさによってはケースバイケースだと思いました。
今回のチーズが無くなるという変化は彼らにとっては大きな変化なので、行動しなかったヘムの行動は完全に悪手です。
一人だけ新たなチーズを手に入れることなく、物語を終えましたからね。
最後の迷路の外で動く音がヘムであればいいのですが・・・
大きな変化の場合は行動しなければならないと思います。
変化の波に乗ることができなければ、何も得ることができないからです。
しかし、人生に大きな影響を及ぼさない小さな変化ならば行動せず、その場でやり過ごすのも一つの手だと思います。
そのため、何事も変化が訪れた時にすぐに行動すべきかは分かりません。
屁理屈になりますが、もし迷路を観察していた人間がいたとします。
その人間がチーズの無くなった場所に新たなチーズを置くこともあり得ます。
そして、チーズは迷路全体でその場所にしか補給されないこともあり得ます。
その場合は小人たちの行動は間違っていないことになります。
つまり、変化の大きさを読み取り、周りの状況を確認し、しっかりと見極めることが大切だと思いました。
大きな変化にどう対応するかに焦点が当たって本ですが、変化にどう対応するかを私はこの本から学びました。
まとめ
あらすじや内容に関しては全てフォローできていないので、実際に購入して確かめてください。
この記事では私なりの解釈でこの本から学びましたが、人それぞれ違った受け取り方をすると思います。
1時間弱で読み終えることができるので、普段読書をしない人もぜひ手に取ってみてください。
ではでは
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