【最新版】国別文化遺産・自然遺産登録数ランキングベスト10

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こんにちは!テツです!

皆さんは世界遺産が文化遺産、自然遺産、複合遺産のいずれかに分類されることを知っていますか?

全ての世界遺産の登録数をランキングにして、まとめた記事は以下のリンクからどうぞ

 

そこで、今回の記事では「国別文化遺産・自然遺産登録数ランキングベスト10」を紹介します。

この記事で分かること

  • 国別文化遺産の登録数とランキング
  • 国別自然遺産の登録数とランキング

万里の長城 出典元:Pixabay

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世界遺産とは

世界遺産はユネスコにより、以下のように定義されています。

世界遺産とは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物です。現在を生きる世界中の人びとが過去から引継ぎ、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産です。

出典元:https://www.unesco.or.jp/activities/isan/about-worldheritage/

 

世界遺産の種類

世界遺産は登録される際に、文化遺産、自然遺産、複合遺産のどれかに分類されます。

名前から何となくどのように分類されるか分かると思いますが、一応説明します。

文化遺産

文化遺産は顕著な普遍的価値を有する、記念物、建造物群、遺跡、文化的景観などを指します。

日本の世界遺産だと法隆寺、姫路城、厳島神社などが文化遺産として登録されています。

 

自然遺産

自然遺産は顕著な普遍的価値を有する、地形や地質、生態系、絶滅のおそれのある動植物の生息・生育地などを指します。

日本の世界遺産だと屋久島、知床などが自然遺産として登録されています。

 

複合遺産

複合遺産は文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えているものを指します。

日本には複合遺産は登録されていません。

例えば、ペルーの「マチュピチュ」やタンザニアの「ンゴロンゴロ自然保護区」などが複合遺産として登録されています。

 

現在(2020年11月)までに文化遺産869件、自然遺産213件、複合遺産39件の計1121件が登録されています。

 

国別文化遺産・自然遺産登録数ランキングベスト10

今回、ランキングで発表するのは登録件数が多い文化遺産と自然遺産に絞ります。

複合遺産についてもランキングを発表できますが、件数が少なく、同じ順位の国が多くデータとして、そこまで面白くないのかなと思ったので今回は割愛させていただきます。

国別文化遺産登録数ランキングベスト10

まずは文化遺産の登録数のランキングを発表します。

順位国名文化遺産総数登録総数総合順位総合順位→文化遺産順位
1イタリア505511→1
2ドイツ434644→2
3スペイン424833→3
4フランス394555→4
5中国374411→5
6インド303866→6
7メキシコ273577→7
7イギリス273288→7
9イラン22241010→9
10日本19231212→10
出典元:https://whc.unesco.org/en/list/

皆さんはこの順位を見て、どのように感じましたか?

私はおおよそ総合順位に沿った順位になったのかなという感想です。

まぁ、そもそもの登録数が多いので必然と言えば必然ですが

 

中国は総合順位ではイタリアと並んで1位でしたが、自然遺産の登録数の割合が高いため、文化遺産のランキングでは5位に順位を落としました。

 

日本は10位にランクイン!

総合順位では12位だったので、「もしかしたらトップ10に入ってないかな?」って思って、並び替えて見たら10位にランクインしていて、ちょっと嬉しかったです。

ちなみに総合順位では10位以内だったロシアとアメリカは文化遺産登録数ランキングでは10位以内に入っておりません。

それぞれロシアは11位、アメリカは21位となっています。

文化遺産ではアメリカが特に順位を落としましたが、文化遺産の割合が低いということは・・・自然遺産は・・・

 

国別自然遺産登録数ランキングベスト10

続きまして、自然遺産の登録数のランキングを発表します。

順位国名自然遺産総数登録総数総合順位総合順位→自然遺産順位
1中国145511→1
2オーストラリア12201414→2
2アメリカ12241010→2
4ロシア112999→4
5カナダ10201414→5
6ブラジル7221313→6
6インド73866→6
8メキシコ63577→8
9アルゼンチン5112626→9
9フランス54555→9
9イタリア55511→9
9コンゴ民主共和国555959→9
出典元:https://whc.unesco.org/en/list/

こちらの順位にはかなり驚きました。

なんといっても9位にコンゴ民主共和国がランクインしているためです。

総合順位59位からのジャンプアップです。

コンゴ民主共和国については下で少しだけ掘り下げます。あまり知名度が高いとは言えない国なので・・・

 

総合順位ではベスト10に入りきれなかった国が今回のランキングではトップ10入りを果てしていますね。

総合順位3位のスペイン、4位のドイツは自然遺産登録数ランキングではトップ10には入っていませんでした。

それぞれスペインは13位、ドイツは18位となっています。

ヨーロッパの国々はどちらかというと建造物などが世界遺産になっているイメージが強いですからね。

フランスとイタリアも登録数は多いですが、自然遺産に限ってみるとそれぞれ5件のみですからね。

 

文化遺産登録数ランキングではトップ10に入らなかったアメリカとロシアはそれぞれ2位と4位と高い順位になっています。

やはり自然遺産の割合が高かったですね。

 

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コンゴ民主共和国について

コンゴ民主共和国はアフリカの中央に位置する国で、首都はキンシャサです。

面積は2,389,986平方キロメートルで世界で11番目に広い国土を持っています。

 

コンゴ民主共和国の近くにコンゴという国がありますが、別の国なので混同しないようにしてくださいね。

 この国の世界遺産は全部5件登録されており、全て自然遺産で登録されています。

  • ヴィルンガ国立公園
  • オカピ野生動物保護区
  • カフジ・ビエガ国立公園
  • ガランバ国立公園
  • サロンガ国立公園

以上の5件です。

この5つの世界遺産は全て危機遺産に記載されています。

危機遺産・・・「危機にさらされている世界遺産リスト」に記載されている遺産のことで、戦争、災害、都市開発などにより、その顕著な普遍的価値を損なうような重大な危機にさらされている世界遺産のことを指します。

危機遺産に記載されている原因としては挙げられるのは紛争、内戦、密猟などです。

貴重な世界の遺産なので必ず保護し、未来に残してほしいです。

 

まとめ

国別文化遺産・自然遺産登録数ランキングはどうでしたか?

予想通りでしたか?

ある程度は予想できましたが、どの国がランクインするかということは予想できなかったので、この記事をまとめてみて、とても勉強になりました。

世界遺産に関するランキングでまた何か思いついたらまとめたいと思います。

ではでは

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